せどり初心者のあなた!せどりのブログを読んでいても、書いてある言葉の意味がよくわからない…!ということはありませんか?
今回の記事では、せどり歴15年の現役古本せどらーの私が、せどりでよく使われる用語について、私なりの解釈で解説してみました。
参考にして頂ければ嬉しいです!(^^)/
あ行
【赤カート】
ブックオフでの新入荷商品を保管するための、赤い可動式の棚。
毎日定期的に、この赤カートの商品をチェックすることで、全頭検査などをすることなく利益商品を仕入れることが出来るため、いかに棚に並べられる前に赤カートをチェックするかが、単Cせどらーの利益確保の分かれ目だった。
現在では単Cジャンルが廃れてしまっているため、プロパー商品やセールの時などにのみ、商品のチェックするせどらーが多い。
※「単C」項目、「プロパー」項目参照
【アカウントヘルス】
Amazonで出品登録をしている出品者に対して、Amazonが評価を数値で表した「成績表」のようなもの。顧客満足度・出品者としての優良度を数値化したものという位置づけで、旧名称は「セラーパフォーマンス」。
このパーセンテージが悪くなると、アカウント剥奪などのペナルティが与えられる。
また、ショッピングカートの獲得にも影響を及ぼすと言われている。
※「垢バン」、「ショッピングカート」項目参照
【垢バン】
せどり界では、主にAmazonでの出品者アカウントが剥奪されること。
Amazonでの垢バンは、同一住所でのアカウント再登録は非常に難しいため、アカウントの保持はAmazon出品者が何よりも最優先すべき事項となっている。
※「アカウントヘルス」項目参照
【インストアコード】
ブックオフで使用されている、横長バーコードの値札。
「単品管理」の商品は、この値札が貼られており、ブックオフ直営店を中心に導入が進んでいる。
※「単品管理」項目参照。
【Amazon(アマゾン)】
今や国内最大級となった通販大手業者の名称。ネット上では略称・隠語的に「アマ」、「尼」、「密林」などとも呼ばれる。
せどりで稼ぎたい者にとっては、最高かつ最大の販売経路。
基本的には「お客様第一」の姿勢を崩さず、出品者にとっては大変厳しいプラットフォームであるが、その集客・販売能力はダテではなく、商品の販売速度は日本随一であるため、多少の煮え湯を飲んでも利用し続けたいという出品者が圧倒的に多い。
【AmazonFBA(フルフィルメントサービス)】
Amazonの倉庫に商品を納品し、受注から発送・クレーム対応まで、年中無休態勢で対応してもらえるという、大変便利なサービス。
せどりの半自動化には欠かせないサービスだが、その分利用料が高いこと、商品の返品が多いこと、出品者側に対応が回って来ることも多く、何かと出品者にかかる負担が大きい。
※「出品者出荷」項目参照
【Amazonプライム】
Amazonが提供する、有料制会員制プログラムの名称。
Amazonの配送時に「お急ぎ便」サービスが利用出来る、などのメリットがある。
現在は、月額と年額での支払いを選択出来るようになっており、月間プラン:400円(税込)、年間プラン:3,900円(税込)の利用料が掛かる。
頻繁に無料体験の広告を出しており、うっかり無料会員に登録してしまうと、体験期間の終了と共に自動的に有料会員へ移行される仕組みになっている。
いきなりプライム年会費の請求が届いてビックリするが、連絡すれば会員登録は即時キャンセル出来るので、あせらずすぐにカスタマーサポートへ連絡すること。
また、会員登録をするつもりがなくても、買い物をした時に「プライムでお届け」を選んでしまうと自動的に会員登録されてしまうので、注意が必要。
【Amazonマーケットプレイス】
Amazonに利用登録をした出品者が、新品・中古品にかかわらず商品を販売できるプラットフォームの名称。
サービス開始当時は書籍類の取扱いしかなかったが、現在ではオールジャンルと言っていいほどあらゆるジャンルを扱っており、流通業界を制覇しようとしている様子が見て取れる。
当初はAmazon本体との販売と区別のつかない利用者が多く、それ故のトラブルも多かったが、最近では一般的にも認知が進んできた様子。
このマーケットプレイスの存在により、「転売」という副業ジャンルが確立したと言っても過言ではないほど、新品商品の転売には大きな役割を果たしている。
【1円本】
Amazonの出品者出荷本で、商品価格が1円になってしまっている本のこと。1円まで下がってしまった本は、ほぼ価格が復活せず利益も出ないため、仕入れの対象から外すせどらーが多い。
【aucfan(オークファン)】
主要オークション・フリマサイトの商品落札価格を検索出来るサイト。
無料会員登録では過去6ヶ月間、有料会員では過去10年間の落札履歴が一括検索出来る。
ヤフオクメインで販売しているせどらーが、ヤフオクで売れた商品を具体的に紹介できないのは、このサイトで検索すると一発でIDバレしてしまうから、という切実な理由がある。
【俺様価格】
Amazonで他に出品者がいない場合に、定価の何倍もする価格設定をすること。定価1,600円の本を出品価格15,000円にするような行為。
か行
【価格改定】
商品の値段を変更して、売れるように手を加えること。
この改定を怠ると、不良在庫が増えるため、ツールを導入して定期的に変更するAmazon出品者も多い。
【価格改定ツール】
決まった時間に、自動で価格を改定するためのソフト。
Amazonの最安値に合わせたり、最安値から-1円にしたり、ツールの仕様によって設定は様々だが、新品転売をしているせどらーにとっては必須のツール。
「プライスター」、「マカド」、「GAGA」などがよく使われている代表格。
※「価格改定」項目参照
【カート獲得】
Amazonでカートボックスを獲得すること。
この獲得率を表したものを「カート獲得率」というが、カートの獲得には自身のアカウントヘルス指数や扱っている商品ジャンル、競合の出品者数に大きく左右されるため、一概に「この位の獲得率なら良い・悪い」ということは言えない。
※「カートボックス」項目参照
【カートボックス】
Amazonで商品ページに表示されるショッピングカートで、商品名のすぐ横に表示されるカートのこと。
Amazon商品の在庫がある場合は、Amazonの商品が表示されることが多い。
一定の基準でどの出品者がこの枠に表示されるかが決定されているが、その基準は公開されておらず、せどらーの間でもカートボックス獲得方法についてコンサルやセミナーが開催されるほど重要。
この枠に表示されるかどうかで売上げに大きな差が生じるため、マーケットプレイス出品者はより多くの商品でのカートボックス獲得を目指して、日々しのぎを削っている。
※「カート獲得」項目参照
【刈り取り】
主にAmazonで価格が急落した商品を購入し、Amazonで転売する行為のこと。
つまり「Amazon ⇒ Amazon転売」。
価格改定ツールの設定ミスや、初心者や大手せどらーが価格競争をした結果、相場よりはるかに低くなってしまった商品を狙うのが基本。
【緩衝材】
商品を送付する時に、輸送箱に隙間が出来ないように入れる素材。
わら半紙やビニール製素材、新聞紙など様々なものがあるが、AmazonFBAに商品を納品する際は、使って良い素材が決まっているので、注意すること。
【かんたん決済】
ヤフオク!独自の支払い方法を指す。正式名称は、「Yahoo!かんたん決済】。
元々は手数料が掛かる支払い方法だったが、利用を促進するために落札者は無料、その分出品者に掛かる「落札手数料」が値上がりしたという経緯がある。
クレジットカード払い・銀行振込・コンビニ払いなどに対応しており、2018年3月からはヤフオクの支払いはすべて「かんたん決済」に一本化された。
【Keepa(キーパ)】
Amazonの価格変動推移を調査・追尾するための、GoogleChrome拡張機能。
アラート機能もついているので、Amazon刈り取りせどらーには必須のツール。
Firefoxなどのアドオンでも利用可能。
【季節札】
ブックオフで値段が印字されている、小さな値札シールの呼称。
色が4色あり、季節ごとに色が変わるため、そう呼ばれている。
色はそれぞれ、下記の通り。
- 春(4~6月)⇒緑
- 夏(7~9月)⇒青
- 秋(10~12月)⇒赤
- 冬(1~3月)⇒黒
【クリスタルパック】
商品を保護するために使う、透明のツヤツヤしたビニール袋の名称。ポリ袋よりも固くしっかりしており、高級感があるため、プレゼント品の包装にもよく使われる。
シール付きとシールなしの物があり、各種サイズが販売されている。
CDやDVD、単品書籍の販売には必須アイテム。
【クリーニング】
商品の納品・発送の前に、仕入れてきた本をキレイにすること。
せどらーによってそのやり方はまちまちで、「電脳で仕入れた本はクリーニングしない!」と言い切っているせどらーさんもいたりするが、どんな本でもある程度は汚れているので、クリーニングは必要。
クリーニングに使う道具は、ライターオイル・重曹水・紙やすり・消しゴム・ティッシュペーパーの5つが定番。
【クリックポスト】
郵便局が提供しているポスト投函郵便の中で、最も使い勝手の良い発送方法。
A4サイズ大・重さ1kg以下・厚さ3cm以下の商品だったら、間違いなくクリックポストでの発送がおススメ。土日の配送もあって、追跡も可能だが、遠方の地域への配送に少し時間が掛かるのが玉にキズ。
オークション・フリマ出品者の最後の砦!!2020年4月に185円⇒198円へ値上げが実施されたが、それでもイチ押しの地位は変わらず。
何とかここで踏みとどまってほしい…(願)
【5のつく日】
ヤフオクやヤフーショッピングなどで実施されるポイントサービスの名称。
5、15、25日に落札・購入されると、付与されるTポイントが5倍になるというもの。
特に、他のポイントサービスのキャンペーンと重なるとポイントが倍増になるため、大変お得に買い物が出来る。
さ行
【仕入れ】
実店舗またはネット販売店、オークションサイトなどから、販売するための商品を購入すること。
・実店舗:店舗を構えて中古書籍を販売している”ブックオフ、古本市場”などのチェーン店を始め、”昔ながらの古本屋”などのお店。
・ネット販売店:”ブックオフオンライン、駿河屋、ネットオフ”などの大手古物通販店や、Amazonなどの通販専門店、そして”ヤフオク、メルカリ”などのオークション・フリマサイトなど、ネット上で仕入れが完結する全ての販売経路がこちらに該当する。
【自己発送】
AmazonのFBA出荷に対して、注文が来たら自分で商品を発送する「出品者出荷」のこと。
※「出品者出荷」項目参照
【シールはがし】
ブックオフなどの値札シールを剥がす行為、またはシールを剥がするために使う道具のこと。
使う道具は、「シールはがし液」、「ライターオイル」などのシールの糊を浮かせるための液体と、「スクレーパー」などの剥がす際に使うヘラの2分類がある。
【出品者出荷】
AmazonのFBA出荷に対して、出品者が自分で発送するサービスの名称。
FBAサービスよりも手数料は安いが、その分返品や問い合わせなど、すべて自分で対応しなければならないため、副業せどらーには敬遠されることが多い。
出品手数料は掛からないので、なるべく安い原資でせどりを始めたい、という初心者にはおススメ。
一般的に、FBA商品よりも売れるのに時間がかかると言われている。
また、大手中古業者の1円本販売競争に巻き込まれる可能性が高いが、同じように1円でないと売れないかというと、そうでもないところが古本せどりの面白さでもある。
【駿河屋】
大手中古品販売業者のひとつ。
アニメやゲーム関連のグッズやフィギュアなどが充実していることで有名。
他の店舗では買い取っていない、ノベルティグッズや同人誌なども買い取り販売している。
古本せどらーには、お得な福袋が密かな人気となっている。
【セット本せどり】
Amazonまたはヤフオクで、複数の書籍をセットにした状態で販売するせどりの手法。
Amazonの場合は、刊行されている最新刊まで、もしくは全巻セットでカタログが作成されており、基本的にはその通りの巻数で出品しなければならない。
【せどらー】
「せどり」をやっている者を指す。
副業か専業かの分類での「副業せどらー」、「専業せどらー」という呼び方。
ジャンル別の「家電せどらー」、「CDせどらー」、「古本せどらー」。
扱ってる商品が新品・中古かという分類で、「新品せどらー」、「中古せどらー」などという使われ方がある。
【せどり】
元々は、「古本の背表紙を見て仕入れた商品を他所で転売する行為」であったが、現在では「安く買って高く売る」オールジャンルで使われている言葉。
【せどりすと・せどろいど】
バーコードを使って商品をサーチするための携帯用ツールで、せどりすとがiPhone版、せどろいどがアンドロイド版。
いずれも無料版があり、仕入れ基準を設定しておけば、Amazonのランキングや出品者数などから、仕入れるべき商品をはじき出してくれるスグレ物でした。
近年は状態が不安定なことが多く、特に無料版は「よく落ちる」、「検索出来ない」という不具合の声が出ているが、あまり改善されていない。
【せどりの眼】
株式会社サプライズの長尾正博氏が作成した、伝説的せどりの教材。
せどりが広まった当初は、「せどりをやるならせどりの眼から始めろ!」と言われるほど、教科書的存在だった。現在は販売停止中。
この教材でせどりに目覚めた人は数多いと思うが、ブックオフの販売方法変更となった辺りから、多くのせどらーは本ジャンルを捨て、他ジャンルへ移行して行ったが、最近はAmazonの規定変更などで本せどりに再び注目が集まっている。
【セラーセントラル】
Amazon出品者が商品の在庫や注文を管理するためのサイト。
販売商品の登録から売上げレポートのダウンロード、商品代金の振込み依頼、販売内容の分析まで、Amazon販売に関するあらゆることをこのサイト上で行う。
よくエラーが発生するが、大抵1~2日で修正されるので、時間には余裕を持って作業すること。
【全頭(検査)】
「全頭チェック」などとも言う。バーコードリーダーを使って、ブックオフの棚の隅から隅までAmazon価格をチェックすること。
連続でチェックするためには検索ツールが必要で、「せどりすと・せどろいど」、「せどりーむ」、「風神」、「アマコード」などが著名なツール名である。
た行
【単C】
ブックオフの単行本100円コーナー、またはその棚に並んでいる本のこと。
せどりがメジャーになってきた当初は、一番の有望棚だった。
現在ではほとんどがインストアコード化されてしまい、利益商品はなかなか見つからない状況となっている。
【単品管理】
ブックオフで、各商品一つ一つをデータ管理し、市場の値付けに合わせて価格を決定すること。
この方法で管理された商品は、横長で独自バーコードを印字された値札(インストアコード)が貼られている。
※「インストアコード」項目参照
【直営店】
ブックオフコーポレーションが直接運営するブックオフの店舗。
大型モールでの出品や、駅前にあるブックオフは直営店が多い。
直営店は一斉キャンペーンや店舗合同企画などを開催することがある。
インストアコードの導入も、まずは直営店から進められており、現在では直営店内のほとんどの商品がインストアコードで管理されている。
※「インストアコード」項目参照
【Tポイント】
Yahoo!が導入しているポイントシステム。
ツタヤやファミリーマートなど、数多くの企業が導入している。
ヤフオクの落札やヤフーショッピングでの購入に応じて付与される。
※「5のつく日」項目参照
【電脳・電脳仕入れ】
インターネット上で販売している商品を仕入れること。ネット通販店やオークション・フリマサイトなど、ネット上で販売しているあらゆる商品が電脳仕入れの対象となる。
※「仕入れ」項目を参照。
【転売】
安く仕入れてきた新品商品を他所で高値で販売すること。
Amazonでは常識外の高価格で転売するセラーが続出したため、一般的には侮蔑的に使われることの多い言葉。
【転売屋】
「転売をする者」の意。「転売ヤー」とも言う。
チケット販売のダフ屋と同じような位置づけで、大抵は「常識外の高値で販売するイヤな販売者」的な意味で侮蔑的に呼ばれる。
「せどらー」と同異義語として使う販売者も多い。
【ところてん】
ブックオフが定期的に実施する、商品価格の値下げ行為、または値下げされた商品のこと。
当初ブックオフでは、入荷から一定期間経過した本や在庫がダブついた本は、売れ筋に関係なく100円に値下げされて棚を移動されていたため、「プロパーから押し出されて値下げされた」という意味合いで使われ始めた言葉。
【取引ナビ】
ヤフオクの取引進行状況管理システム。
以前は取引メッセージ付きで取引の進行状況を送信する機能のことを指していたが、現在は「支払いしました」「発送しました」などの進行状況のみ通知できるシステムとなっている。
出品者がワンプッシュで通知すれば落札者に通知メールが届くため、便利になった反面、全くの言葉のやり取りなしで取引が完了してしまい、味気なくなったとも言える。
また、パソコンから操作した場合、何度も「送信する」ボタンを押さなくてはならないため、送信できたものと勘違いしてしまい、連絡不備の原因になっている。
【取引ナビブラウザ】
ヤフオク公式と連携している、NONKY作成の取引支援ソフト。
取引きの進行状況やまとめ取引の合計額計算、売上げ手数料などが自動で算出され、落札者別に取引状況を一元管理出来るため、オークション出品者には必須のソフトとなっている。
な行
【納品】
Amazonマーケットプレイス出品者の中で、FBAサービスを利用している出品者が、Amazonの倉庫に商品を納入すること。
【納品書】
Amazon出品者出荷での商品発送の際、必ず商品と同梱しなければならない注文内容の詳細を印字した紙。規定では必ず同梱すること、となっているが、独自の管理ソフトで出力していたり、そもそも納品書自体を同梱しない出品者も多い。
基本A4サイズで出力されるが、A5サイズに縮小すると扱いやすく、大変便利。
【ネットオフ】
大手の古本販売通販業者のひとつ。以前はブックオフの子会社だったが、現在は独立して「リネットジャパン」という別会社となっている。
は行
【ビーム】
ビームせどらー御用達の有名なバーコードリーダーに、「KDC200」という機種がある。商品のバーコードを読み取るバーコードリーダー機器、もしくは、その機械を使って売れる本をリサーチすること。「ビームせどり」、「ビームせどらー」などという使い方をする。
【ブックオフ】
国内最大級を誇る中古品買い取り販売業者。国内外に合計800を超える店舗を構える。
直営店とフランチャイズ店があり、直営店は商品価格を一元管理しているため、値付けの厳しい店舗が多い傾向にある。
【ブックオフオンライン】
ブックオフのオンラインショップ。
ブックオフが100%出資しており、運営自体は別会社となっている。
品揃えは国内最大級。値付けはさほど安くはないが、頻繁に割引きキャンペーンを開催しているため、上手く仕入れれば良い仕入れが出来ることが多い。ブックオンライン専門の電脳せどらーもいるほど。
【フリマウォッチ】
メルカリやその他のネットフリマサイトに登録している商品が入荷すると、通知が飛んでくるアプリ。
電脳の仕入れには大変便利だが、人気商品は他のせどらーも多く登録しているため、結局は「スマホチェックの頻度が高いヒマなせどらー」が戦いを制している模様。
【プロパー】
ブックオフの棚の中で、定価の半額程度の値付けとなっている棚の総称。
「プロパー」に対して、100円単行本の棚は「単C」と呼ばれていた。「プロパー棚」、「プロパー本」などと使われる。
以前は定価の半額がほとんどだったが、現在は単品管理により、限りなく定価に近い価格の商品なども多く存在するようになった。
※「単C」項目参照。
【PayPay(ペイペイ)】
「ヤフーマネー」に代わって、ヤフオクの売上金を受け取り出来るようになった電子マネー。大々的に各種キャンペーンを打ち出しており、ヤフーショッピングを始めとするネットショップ上のみならず、実店舗での利用を促進している。
メルカリやラクマに対抗する勢力として、「PayPayフリマ」もヤフオクと連動した形でサービスを2019年10月7日より開始している。
【ヘルビ】
Amazonの「ドラッグストア 」ジャンルのこと。「ヘルビ」は旧名称の「ヘルス&ビューティー」の略称。
副業の新品せどりが爆発的に広がる要因となったジャンルのひとつ。
仕入れ単価が低いこともあって新品の転売がしやすく、また、非常に高回転で売れるリピート商品が数多く存在したため、「ヘルビ祭り」と言われるほど猫も杓子も参入しようとし、セラーが激増する騒ぎとなったした。
あまりの過熱ぶりに、Amazonが新規出品者に出品規制を掛けたため、「数万円のコンサル料を払ってカテゴリー解除をしてもらう」などのサービスが横行したという経緯がある。
ま行
【マケプレプライム】
Amazonマーケットプレイスの出品者出荷商品でも、Amazonの認証を受けることで「Amazonプライム対象商品」として出荷出来るサービス。
マケプレプライムを使える出品者は、Amazonの一定の基準を満たした出品者のみで、最初トライアル期間があり、その期間にAmazonの基準を満たしたサービス対応が出来た出品者のみ、その後も継続が出来るという規定がある。
このマケプレプライム、実はかなり基準が厳しいらしく、かなりの数をさばくせどらーさんでも条件を満たすのは厳しいという噂だったが、最近ちょっとゆるくなった?という話も聞くので、あなたもぜひ一度チャレンジしてはどうでしょう?
【メルカリ】
現在、国内最大のネットフリマサイト。
スマホ世代の若者が多く参加しており、ヤフオクと比べると圧倒的に若い世代の利用が多い。そのため、ファッション、ビューティー、女性向け商品などの売買が大変盛んである。
「独自ルール」なるものが存在し、公式にはない「マナー」を強要する出品者が横行しているため、ある意味年配者には敷居が高いサイトでもある。
ヤフオクなどと比べると、全く市場価格をチェックしないで出品するユーザーが多いため、電脳せどらーの仕入れ先として人気が沸騰している。
【Monozon】
プログラマ兼せどらーの、せどり工房・ふじもんさんが作ったツール。
モノレートで商品を検索した時に、その商品が月にどのくらいの数販売されているか、を表で表示するツール。GoogleChromeの拡張機能版やアプリ版など、複数のデバイスで展開している。
Amazonのランキングが見られない時や当てにならない時に、仕入れの指標として大変役に立つ。無料版と有料のプロ版がある。
【モノレート】
Amazonでその商品がどのくらい販売されているのかをグラフで表示してくれるサイト。
他のリサーチツールがなかった頃は、何か不具合があると、「モノレートが動かなくてセールなのに仕入れが出来ない!」という悲痛な叫びがあちこちから聞こえるほど、せどらーの仕入れに必須のサイトだった。
現在は他のリサーチツールも増えてきたため、以前ほどではないが、それでも「仕入れの時には必ずモノレートをチェックする」というせどらーも多い。
や行
【ヤケ】
本の本体が茶色く変色したり、表紙の印刷の色が薄くなったりすること。主に、長年日光にさらされることによって起こる。
商品説明で、「背表紙に部分的にヤケがあります」、「本体天井部に強いヤケがあります」などの使い方をする。
【焼け野原】
ビームせどらーによって、ブックオフの棚が全部チェックされ尽くして、売れる本が何も残っていない状態のこと。「棚枯れ」ともいう。
【ヤフオク】
国内最大級のオークションサイト。
Amazonマーケットプレイスが出来る前は、泣く子も黙るNO.1中古品売買プラットフォームだった。
現在は、「Amazon」と新興の「メルカリ」の三つ巴状態となっている。
【Yahoo!ID】
Yahoo!のサービスを利用するために必要なID。
複数取得も可能だが、IDごとに携帯番号を登録しておかないと、ヤフーマネーの支払いが出来ない、などの問題が出てくるので、IDの乱用には注意。
※「ヤフーマネー」項目参照。
【Yahoo!ウォレット】
Yahoo!ウォレットは、インターネットで行う支払い手続きや、オークションの売上金の受け取りができるサービスの名称。ヤフオク出品者は登録が必須。
ヤフーの他のサービス(Yahoo! BBなど)でも登録必須となっている。
【Yahoo!マネー】
Yahoo!が提供している電子通貨サービス。
ヤフオクの売上げをヤフーマネーで受け取ると、Tポイントで落札手数料が還元されるというメリットがある。
ヤフオクの落札代金支払いのほか、ヤフーショッピングやロハコでの買い物に利用出来る。
※2019年9月30日より廃止され、PayPayに統合された。
【ゆうプリR】
郵便局が提供している、無料宛名ラベル作成ソフトの名称。正式名称は、「ゆうパックプリントR」らしい。
以前、郵便局が提供していたのは、EXCELの大変軽いものだったが、めちゃくちゃ煩雑で全くユーザーフレンドリーでない、悪名高きお役所ソフトになってしまった。
導入からカスタマイズまで、パッと見でどうにかできるシロモノではなく、一度設定を間違えると修正に延々何時間も掛かるという厄介者。
一IDで一台のパソコンにしか対応しておらず、パソコンの引っ越し、パソコンの増設などには、いちいち申し込みして郵便局側に操作してもらわないと作業が出来ない。
数少ないメリットを並べると、手書きしなくて良いことと、履歴が残るので過去データを検索しやすいこと、宛名のラベルシールを好きなだけ無料でもらえること位。
ら行
【ロングテール商品】
ロングテールとは、ネット販売におけるマーケティング用語。販売成績の良いものを左側から順に並べたグラフを作ると、恐竜の尻尾(tail)のような形状になることから、この名がついた。ウィキペディアの解説では下記の通り。
販売機会の少ない商品でもアイテム数を幅広く取り揃えること、または対象となる顧客の総数を増やすことで、総体としての売上げを大きくするものである。
Amazonは、この「ロングテール商品」を幅広く扱うことで成功した、と言われている。
わ行
古本せどり用語集・まとめ!
ということで、せどりで使う言葉を思いつく限り集めてみましたが、いかがだったでしょうか?
それでは、この用語集がせどり初心者のあなたのお役に立てば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました(^^)/
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