厚さ3㎝まで185円(※2022年6月より値下げ)で送れる、しかも追跡付き!というポスト投函郵便「クリックポスト」。
サービス開始後1年くらいは誰も知らないマイナーな発送方法で、郵便局員でさえ
「は?クリックポスト…ですか?」
という感じの認知度でしたが、今や完全にクリックポストを使わずしてオークションやフリマサイトの低額発送は成り立たない!状態になっていますね。
オークションなどの発送は通常自分の氏名で送りますが、Amazonの出品者出荷など、送り主を屋号や会社名・家族の名前など、別の名前で出したいということもあるかと思います。
そんな方のために、こちらの記事では、“差出人名の変更方法”を詳細画像入りで解説していきますので、ぜひ参考にして下さい!
クリックポストのラベル出力までの流れ
まず基本的な、クリックポストのラベルを印刷するまでの操作についてです。
クリックポストはYahoo!IDに登録していないと使えないサービスですが、操作の手順としてはこのようになっています。
つまり、普通の流れで印刷すると、
自分の情報を入力する操作がどこにもない
ということになります。
クリックポストの差出人情報は、どこから拾っているか?
では、その差出人の情報が、どこから拾われているかというと、
Yahoo!ID or Amazonアカウントの登録情報
から来ています。
ですので、何も変更しない状態で印刷を掛けると、Yahoo!IDまたはAmazonに登録されているデータで差出人が印刷されます。
これを屋号にするには、クリックポストの管理画面で”登録の名前を変更”をすればOKです。
それでは、実際の変更作業を見ていきましょう!
クリックポストの差出人名変更、操作方法
(1)「クリックポスト」のサイトにログインする。
(2)メニューの右から2番目「利用者情報」をクリック。
(3)「利用者情報」で現在の情報が表示されるので、右下「変更」ボタンをクリック。
(4)「利用者情報」の「氏名」の欄に、入力したい屋号を「姓」と「名」に分けて入力し、そのすぐ下の「氏名(フリガナ)」の欄にも、屋号の読みを入力する。
(5)「住所」の「町・町名・番地」欄内に、工夫して自分の住所をおさめる。
(6) Amazon商品の出荷の場合、「マンション名」などを入れる任意欄に、「Amazon.co.jpマーケットプレイスご注文品」と入力する。
(7)一番下の「次へ」をクリック。
(8)「利用者情報変更 内容の確認」のページが開くので、内容を確認し、右下の「変更」をクリックする。
(9)下記画像のボックスが表示されるので、「OK」を押す。
(10) 左下のボタンで「マイページ」に戻ったら、操作完了です!
お疲れ様でした!
「Amazon.co.jpマーケットプレイスご注文品」という文言について
先ほどの操作で、住所の一番下の欄に、”Amazon.co.jpマーケットプレイスご注文品”と入力しましたが、住所などが長くて入力出来ない時は、ムリに入れる必要はありません。
品名欄に入りきるようなら、そちらに入力してもOKです。
以前、Amazonの規定では、
出品者出荷で発送する際に、封筒の表面に必ず表記する
という項目があり、私は毎回必ず入れているのですが、現在は特に必須ではなくなっているそうです。
ただ、購入者の方に届いたときに、”知らない名前の店から封筒が届いた!”と思われないためにも、この文言を入れておくことは有効ですし、個人的には必須にした方が良いと思っています。
ですので、私はトラブル防止のためにも、今でも必ず記載しています。
クリックポストのラベルについて最重要事項
そして、クリックポストのラベルについて、とても大事な注意点があります。
それは、クリックポストのラベルは、手書きでの修正がNGということ!
住所の入力し間違いの修正はもちろんのこと、ラベルに直接「Amazon.co.jpマーケットプレイスご注文品」と書くのもNGです。
封筒に直接記入するのは問題ありませんが、ラベル内には絶対に手書きで文字を書かないように注意して下さいね!!
もし宛名や住所を間違えていた場合どうするのか?
そして、印字してしまった後で、住所や宛先名が間違っているのに気づいた場合です。
「送料決済しちゃったのに、手書きで修正ダメなんて、二重に送料が掛かるの!?」
なんていう心配はしなくて大丈夫です。
利用者側はクリックポストのラベルを印字する前に決済の手続きをする必要がありますが、実際に決済が実行されるのは、”バーコードを読み取って、受付けされた時点”になります。
つまり、住所を訂正して印字し直しても、前のラベルを使わなければOK。
この場合課金されるのは、”最後に印刷して実際に差し出した1回分のみ”です。
ちなみに、ラベルの再印刷は一定時間のみ有効ですので、再印刷ボタンが消えてしまっている場合は、もう一度入力し直して、ラベルを印刷して下さいね。
IDを使い分ければ、名義の変更は不要!
そして、クリックポストの利用が「Amazonだけ・ヤフオクだけ」という場合なら、変更した差出人情報をそのまま保存しておけばよいのですが、”昨日はAmazon出荷・今日はヤフオク出荷”という場合、毎回いちいち入力し直すのは面倒。
そのような場合は、複数IDを使い分けると便利です。
私はブラウザごとに使うIDを分けていて、「GoogleChrome⇒ヤフオク」、「Firefox⇒Amazon」という風に決めています。
こうすると、クリックポストにログインする時、自動的に、
- GoogleChromeでログイン⇒ヤフオク用の個人名
- Firefoxでログイン⇒Amazon用の屋号
となるので、間違いも起きないし、変更の必要もなくて、とても便利です。
差出人を複数使い分ける必要のある方は、ぜひお試しください♪
クリックポストの差出人を屋号に変更する方法・まとめ
今回の記事では、”クリックポストの差出人を屋号に変更する方法”について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
最後にクリックポストに関する注意事項などについて、まとめてみたいと思います。
- クリックポストのラベルは、手書き文字記入厳禁。
- 宛先・差出人の入力は、全角文字のみ⇒半角OKに変更されている。
- 印字後に間違っていることに気が付いた場合、入力し直して再印刷。
- 「再印刷」ボタンが押せなくなっていたら、もう一度データを入力し直す。
- 郵便局側でバーコードを読み取る時点まで、送料は課金されない。
- 差出人名義を使い分けたい時は、IDを複数使い、ブラウザもIDごとに固定しておく。
ということでした。
差出人を屋号などの別名義に変更したい場合の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂き、有難うございました!(^^)/
コメント
初めまして!!こちらの記事、大変助かりました!分かりやすくまとめて頂き、理解力が乏しい私でも大丈夫でした。またどうぞよろしくお願い致します!
>モウリ ケイコ様
初めまして。この度はわざわざのコメントをありがとうございます。
分かりやすいと言って頂けて大変嬉しいです!励みになります。
今後もお役に立てるような情報をUPしていきたいと思いますので、こちらこそどうぞよろしくお願い致します(^^)/
クリックポストは「Amazonアカウントでログイン」という機能が できました。
あと「クリックポストの差出人を屋号に変更する方法・まとめ」のところの
クリックポストラベルの画像は旧タイプののですね。
> けたろう様
コメント有難うございます。
そうですね、Twitterの方では新しいログイン方法についてお知らせしたのですが、ブログではご案内しておりませんでした。
クリックポストのラベルも、現在は赤枠がないものに変更されておりますね。
画像の修正は難しいので、後ほど注意書きを付け加えたいと思います。ご指摘有難うございます。
2020/06/23 現在 クリックポストでyahooとAmazonアカウントそれぞれに同じデバイスで一度ログインしてしまうと情報が統合されどちらでログインしても利用者情報が同じになってします。つまり片方の利用者情報だけを変更するということができない、片方を変更するともう一つのアカウントの情報も同じように変更されてしまうようになってしまいました。別に使い分けることが出来なくなってしまいました。ヤフオクとメルカリで使い分けてたのに・・・
>佐野様
コメントをありがとうございます!
返信に長らくお時間を頂いてしまい、申し訳ございませんm(_ _)m
>現在 クリックポストでyahooとAmazonアカウントそれぞれに同じデバイスで一度ログインしてしまうと情報が統合されどちらでログインしても利用者情報が同じになってします。
とのことで、情報をありがとうございます!
私は現在、Yahoo!とAmazonのアカウントで使い分けることはしておらず、GoogleChromeとFirefoxで2つのAmazonアカウントを使い分けております。
Amazonアカウントでの使い分けはいくつか不便な点があるので、いずれまたYahoo!のアカウントも使えればいいなと思っていたのですが、Yahoo!とAmazonで使い分けが出来ないと、利便性は低くなってしまうので残念です。
クリックポストもビジネスユースが増えていると思うので、その点改善要望を出してみると、もしかすると改善されるのでは!?と思いますので、よろしければぜひ、郵便局に要望を出してみて頂ければと思います。
お返事が遅くなり恐縮ですが、貴重な情報をありがとうございました!(^^)