毎日、商品の発送をこなしていると、どうしても避けられないのが「商品が届きません!」という配送事故の問題です。
今回の記事では、毎月どの位”届きません”という連絡が来るのか、そして今まで15年間に起きた配送事故の実例をご紹介します。
現在の商品出荷数とその方法
今現在、私が商品を出品しているプラットフォームは、
- Amazon
- ヤフオク
の2ヶ所です。
※メルカリもやってはいますが、取引数が少ないので今回は数に入れていません。
まずは、この2つで売れた商品を発送するために、現在利用している配送方法について書いていきます。
商品発送方法の内訳公開
商材はすべて古本で、発送方法の内訳は、
- 8.5割くらい⇒ゆうメール
- 1割⇒クリックポスト
- 0.5割⇒その他(レターパックなど)
の3種類です。(by私的実感による超アバウトな統計)
以前は宅配便も契約していて、月に2~30個は出していたのですが、AmazonFBA(Amazonに発送を代行してもらうサービス)を併用するようになってから、自己発送は小物がメインになってしまい、今はほとんどなくなっています。
(…本当は出品しないといけない「セット本の塊」が、倉庫部屋の隅っこにゴロゴロと放置されていることはナイショです…(^_^;;)
メインは「2cm以下のゆうメール」
本やメディア品の配送方法として知られている、郵便局の「ゆうメール」ですが、2017年の料金体系変更に伴い、
- 厚さ2cm以下だと割安
- 2cmを超えると割高
になってしまいました。
元々、数年前からメインの発送方法には、通常のゆうメールより少し割安な、”特約ゆうメール”を契約して使っていました。ですが、この特約ゆうメールは”厚さ2cm以下”のみの取り扱いなので、2cmをオーバーすると、通常のゆうメールか他の配送方法で出すことになります。
3cmまではクリックポストなどが使えるんですが、それを超えるとかなり割高になってしまうので、そういった商品はなるべく避けるようになり、今では自分で発送する出荷物のほとんどが、特約ゆうメールで出せるものになっています。
※2cm以上の本の発送については、別の記事にまとめましたので、こちらをご覧下さい。
▶厚さ2cm以上の本を安く発送したい!サービスの特徴・詳細まとめ
これを私が年間どのくらい出しているかというと、年間1600通以上。月にして134通以上ということなので、一日5通くらいは出している計算になります。
(あれっ、そんなに出してるかな!?(笑))
どの位「届きません」という連絡が来るのか?
その中で、ゆうメールが届きませんという連絡がどのくらいあるのかというと、月に1回あるかないか、というところでしょうか。
これは、
- 単に相手が待てなかった(まだですか!?の連絡が早すぎる)
- 二通同時に出したのに一通だけ届いた
- 実は家族が受け取っていた
- 宛先などに間違いがあり、持ち戻り中だった
というケースが、ほとんど全部!(笑)
その時点で届いていなくても、調べてもらっている間に所在が判明することが多く、実際に行方不明になってしまったケースというのは、本当に少なくて、年で考えると1通以下となります。
配送サービス遍歴と実際の事故数
次に、今まで利用していた配送サービスの遍歴について。
古本の出品のために、ヤフオクは15年ほど前から、Amazonは7年ほど前から利用していますが、その間、利用する配送方法も随分と変わりました。
どの配送方法をどのくらいの期間使っていたのかが分からないと、事故の統計も信憑性がありませんので、そのことについて書いてみたいと思います。
今まで使っていた配送サービス履歴
私がオークションを利用し始めた15年ほど前から、長いことずっと、配送にはヤマト運輸の「クロネコメール便」というサービスをメインで使っていました。
当時あった他のサービスの中でも、大変条件のいいお得なサービスで、一般に”メール便”と言ったら”クロネコメール便”のことを指す位、名実ともにNO.1の配送方法だったんですよね!
ただ、オークションを始めた当初は色んなジャンルのものを出品していましたが、段々と商品が古本のみになってきたため、郵便局の”特約ゆうメール”の方が何かとおトク、ということで、途中から契約を郵便局に切り替えました。
ですので、今までの利用サービスを並べてみるとこのようになります。
【オークションで販売を始めた最初から10年位】
- クロネコメール便
- 冊子小包(現在の「規定外ゆうメール」相当サイズの小包)
- 契約宅配便(現在はサービスを休止・停止してしまったもの)
【その後の3年ほど】
- 特約ゆうメール
- 特約ゆうパック
- 契約宅配便(現在はサービスを休止・停止してしまったもの)
【ここ2年くらい】
- 特約ゆうメール
- クリックポスト
こんな感じで、現在は特約ゆうメールをメインで商品を送っていますが、通算で言うと、クロネコメール便を使っていた期間が一番長い、ということになります。
ただ、クロネコメール便を使っていた期間は、取引数が今よりも少なかったのと、他の配送方法も併用していたので、現在までに差し出している数は、クロネコメール便と現在の特約ゆうメールと、実質同等くらいなんじゃないかなと思います。
実際どのくらい行方不明があったか
「もしかして事故!?」と思うような状況は、毎年数件程度あるのですが、いずれも
- ポストに入らず、不在で郵便局に持ち戻ったものの、ポストに不在票が入ってなかった
- 宛先間違えで差し戻し、返送中
- 家族が受け取り、本人は知らず
というパターンでした。
このいずれにも当てはまらず、依頼してどこにあるのか正式に調査してもらったものをカウントすると、クロネコメール便2通、ゆうメール1通の、計3通になります。
クロネコメール便での配送事故
クロネコメール便で事故にあったうち、1通は無事見つかったのですが、もう1通は見つからずに終わりました。
もう随分前のことになるのですが、この2つの事故の例について思い出しつつ、詳しく書いてみます。
【クロネコメール便での実例:その1】
まずは、無事見つかった方の配送物についてです。
状況はどんなだったかというと、
●宛先のお宅はアパート。
⇒出荷後5日位に不達の連絡。
⇒エントランスの郵便受けではなく、ドアポケットの方に投函してあった。
⇒確認したところ無事発見。
というケース。小さな郵便受けしかないアパートで、包みが少し大きめだったので、ポストには入らず、気を利かせた配送員さんがドアポケットに入れてくれたのですが、それが裏目に!
受取主の方は、普段はドアポケットを全くチェックしないらしく、そちらを確認してもらったところ、無事見つかりました。良かった…(^_^;)
完全な事故ではありませんが、確認に手間取って大変だった”プチ事故”でした。
【クロネコメール便での実例:その2】
そして、もう一つの見つからなかった方がこちら。
●宛先はマンション。
⇒出荷後一週間ほどで、不達の連絡。
⇒通常のA4サイズ茶封筒で、厚さ1.5~2cm位のサイズ。
⇒大抵のポストなら入るサイズ。
⇒番号を追跡したところ「投函完了」と出ているのに、ポストには入っていない。
出荷から一週間経っていたので、これはもうおかしいなと思って、詳細を調査してもらったのですが、こちらは完全に行方知れず。
配送員の人は、「確かにポストに入れた記憶があります」と言っているのに、受取人は「入っていません。一人暮らしなので家族も受け取っていません」ということで、結局全く行方が分からず、本当にお手上げでした。
物が完全に無くなってしまったケースはこの時が初めてだったので、商品代金をどの位返金するべきだろう…と悩んだのですが、先方さんが、「保障のない方法だったので、仕方ないです。残念ですが、諦めます。」と言ってくれて、不問にして頂きました。
不可抗力とはいえ、申し訳なかったな~と思いますm(_ _)m
ゆうメールでの配送事故
クロネコメール便での事故はそのような状況でしたが、その後利用していたゆうメールでも、一件事故がありました。
そちらはこんなケースでした。
【ゆうメールでの実例:その1】
●宛先は一戸建て。
⇒出荷後4日目くらいに不達の連絡。
⇒少し大き目だけど、ポストには投函出来るくらいのサイズ。
⇒ダンボール地の梱包材でガッチリとカバー。
⇒上下巻の小説+関連書籍の3冊セット。
⇒2冊1梱包は手渡しサイズ、1冊1梱包はポスト投函で、2通を同時出荷。
⇒上下巻の入った1梱包は出荷後3日目に届いたものの、もう1通がいつまで経っても届かず。
この時は、一通は先に届いているし、他の郵便に紛れてなくなるとも思えない、しっかりした梱包の郵便だったのですが、待てど暮らせど届かず。
「ご家族がお受け取りになってませんか?」と聞いてみましたが、それもなし。
郵便局に調査依頼を出して調べてもらいましたが、結局、行方はまるっきりわからず。「読みたかったのは上下巻の方なので、そちらが届けば十分です」ということで、こちらも返金に関しては不問として下さいました。恐縮でしたが、有り難かったですm(_ _)m
「配送物が届かなかった事例」まとめ!
それでは最後に、今回の記事をかんたんにまとめてみます。
●年間どの位「届きません」という連絡が来るのか
⇒多くても月1回位。現在は主にAmazonからの問い合わせ。
●15年間で、配送品がいくつ事故に遭ったか
⇒クロネコメール2通、ゆうメール1通。クロネコは1通見つかり、1通行方知れず。ゆうメールも見つからなかった。
郵便事故に関しては、他にも書いておりますので、よろしければこちらの記事もご覧頂けたらうれしいです(^^)
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