先日、ヤフオクのアプリで作業をしていたら、突然こんな通知が…!
「オークションが違反申告されました」
違反申告!うわー、超久しぶり…!!!!
この通知が来たの、10年ぶり位でしょうか!?
オークション出品に慣れてからほとんどもらったことなかったので、そんなのがあることすら忘れていました(^_^;)
でもこの違反申告、大抵の場合、何がどう違反なのか、さっぱり分からないまま終わることが多く…。かと言って、何もせず放置するのも、本当に大丈夫なのかどうか心配になりますよね。
ですので、この記事では、違反申告をもらったがどうしたら良いか分からないという出品者の方向けに、違反申告を受けた後に取るべき出品者の対応について、解説していきたいと思います。
ヤフオクの「違反申告」とは
ヤフオクのヘルプで「違反申告」について調べると、このような一文が出ています。
ガイドライン違反と思われる商品を発見した場合は、商品ページからYahoo! JAPANに申告できます。このヘルプでは申告の手順について説明しています。
つまり、違反申告とは、一般のヤフオクユーザーが、「この人の出品、ガイドライン違反じゃない!?」というオークションを見つけた時に、
この出品、規約に違反してますよと、ヤフオクに対して自由に通報出来る仕組み
になります。
ですので、ものすごく平たく言うと、
「こいつ違反してるな、ヤフーにチクってやる!」
…という感じでしょうか(^_^;)
ユーザーが違反申告をする理由
つまり、申告する側としては、申告したからと言って全く利益にもなんにもならないんですが、なぜわざわざ時間をかけてまで、このような申告をするのでしょうか?
これはその商品の内容にもよるので、一概にこれだ!というものはないのですが、このような理由が考えられます。
●親切心から
⇒規約に違反してることを知らないみたいだから、教えてあげよう、という良心的な行動
●懲罰を与えたい
⇒偽ブランドの出品など、明らかに規範を守っていない出品者に対し、制裁を食らわせたいという正義感的行動
●冒涜されたように感じる
⇒例えば「好きなアイドルのグッズを別のカテゴリに出品されていた」等の場合、その「好きなものを穢されたように感じる」心理からの行動
●嫉妬心から
⇒自分が出しても売れないのに、上手く販売しているような出品者に対して、「自分が出来ないことを実現している者を貶めたい」という気持ちからの行動
●通り魔的な行動
⇒出品に特に非がないにも関わらず、「何でもいいからいやがらせをしてやりたい」という、通り魔犯行的な気持ちからの行動
どうでしょうか。もしかしたらこの理由かも?と思い当たるような項目はあったでしょうか。
通報される側としては、「親切心」以外の動機は御免こうむりたいところですが、申告をもらってしまったものは仕方がありません。
今後の自分の出品に極力影響が出ないよう、違反申告に対する理解を深めておくことが、結果的に一番の自衛策になると思いますので、実際にどうしたらよいのかを見ていきましょう。
申告の通知をONにする方法
この記事を見て下さってる方は、皆さんすでに申告の通知を受け取っている方がほとんどではないかと思いますが、変更の仕方をご存知ない方のために、どこでその設定をするのかを説明しておきます。
図解:違反申告の自動通知設定手順
1. マイ・オークションの「自動通知の設定・解除」のリンクをクリック
2. 「オプションーメッセージの通知」画面が表示されるので、下方にスクロール
3. 「出品者として:」の項目から、「違反商品の申告」のチェックボックスにチェックを入れ、更新ボタンをクリック
自動通知設定の操作は以上です!
「通知設定」の注意事項
ヤフオクヘルプによると、
オークションアラート以外の通知設定は、パソコン/スマートフォン版とアプリ版で連動していません。パソコン(スマートフォン)、アプリごとに設定が必要です。
ということで、申告内容はメールやスマホアプリの通知で確認できます。
パソコンとアプリでは別々に設定しないといけないそうなので、必要は方は両方の設定をONにしておきましょう。
ちなみに、私はヤフオクアプリのプッシュ通知から、申告があったことを知りました。ちょうどアプリを見ていた時だったので、ものすごいドキッとしました(^^;)
申告をもらった時に出品者が取るべき行動とは?
それでは、ここから本題です。
実際に申告を受け取った時、出品者としては一体何をしたらよいのでしょうか?
この答えは、申告された理由をチェックして、ヤフオクガイドラインと照らし合わせる。これしかありません!
それでは、申告された理由とガイドラインのチェック項目について、順に説明していきます。
図解:申告された理由を確認する
まずは、オークションが違反申告された理由を調べます。
この理由を確認するには、スマホアプリが便利ですので、アプリの画面で説明して行きたいと思います。
1. ヤフオクアプリを立ち上げ、「新着情報」をタップ
2. 「オークションが違反申告されました」というお知らせが来ているので、その文字上をタップ
3. 画面下部に「違反申告」という文字リンクがあるので、そちらをタップ
4. 「違反商品の申告」画面が開くので、申告内容を確認。
これで、自分のオークションが違反申告された理由が確認できました。
その他の確認方法
その他、スマホアプリ以外からの申告理由の確認方法ですが、先ほど書きましたメールの他に、以下の画面からも確認できます。
- 新着情報
- オークション商品ページ
これは、先ほど解説した通知設定で、設定をONにしていないと確認できないものもありますので、念のためにどれかはONにしておくことをおススメします。
ヤフオク違反15項目とは?
それでは、内容の確認が出来たので、申告のあったオークションの内容について、チェックをしていきます。
ユーザーが申告できる違反項目とは、こちらの画像の15項目になります。ですので、このいずれかの理由で、違反の申告が来ていることになります。
この15項目のうち、先ほど調べた申告された理由と、自分の出品しているオークションの内容を照らし合わせ、もしはっきりと「これだ!」という物があれば、修正してから再出品します。
⑦~⑨のように、出品自体が違反だった場合は、出品を削除するしか手がありませんので、その時は残念ですが商品を削除しましょう。
「その他」とは何を指す?
この中で、一番理由の特定が難しいのが、今回私が申告された15番目。
「その他、利用規約やガイドラインに違反するもの」
私も、この申告をもらってから、一通り規約やガイドラインを調べてみたんですが、どれが理由なのか、ちっともわからない~(-_-;)
そもそも、違反の理由として漠然としすぎてるんですよね!なんではっきり「これだよ」と教えてくれないのか!!!
こういうのって、規約とかを舐めるように見て行かないといけないので、時間かかるしホント大変なんですよ。
私と同じように、その他の理由で申告されてしまった場合は、下記の「ヤフオクガイドライン」と「細則」を通読しておきましょう。
ただし、「この中のどこかに知らないことがあったらラッキー」位の感覚で読んだ方がいいと思います。
一つずつ詳しく読んで、意味の分からない所を突っ込んだり、自分オークションがどれに該当するのかなどを、逐一調べて行くと、おそらく日が暮れても終わりません。
ですが、特に「細則」の方は、意外ときちんと知らなかったことなど出てくると思いますので、一度読んでおいて損はないです。
かくいう私も「えっ、それダメだったの!?」という項目がいくつかありました(^^;)
ガイドラインは、時代に合わせてその都度改定されていきますので、変更部分をきちんと見ていなかったり、忘れたりしてることが結構あるんですよね。
今回違反申告もらったのも、「ちゃんとガイドライン見ておけってことか!」という気持ちで一通り読んでおくと、その後も安心して出品作業ができるようになりますのでおススメです。
それでも理由が分からなかったら?
それから、それでもどこが違反なのか分からなかった場合についてです。
「分からないなら聞いてしまえ!」と、ヤフオク!ヘルプに問い合わせる方も多いと思うのですが、個別の例など挙げて細かいことを聞いても、基本的には何も教えてもらえません。
「ご自身でガイドラインなどと照らし合わせて、違反があったら出品を削除してください」
と言われるのが通例です。
そういわれても…と不安になる気持ちは分かりますが、こればっかりは仕方ありません。ガイドラインを一通りチェックしてもどうしても分からなかったら、ヤフオクパトロールの判断を待ちましょう。
もしそのオークションに申告された通りの違反があって問題だと判断された場合は、該当オークションは数日で削除されます。
特に問題がない場合は、何も起きませんのでそのまま出品を続けて大丈夫です。
ちなみに私も経験がありますが、出品禁止物を出品した場合、こんなまどろっこしいことはなく、出品しても即削除されます。物によっては「一体何事!?」と思うほど早く、こんな風に迷う暇もありませんので、ご参考まで(^_^;)
実例)違反申告されたオークションはどうなったか?
そして、今回「その他」の理由で申告されたオークションについてです。
その後も、通知が来たり削除されたりすることなくそのまま出品されていて、先日無事落札されました!
やっぱり、申告があったのにそのまま出し続けるのは、ちょっと後ろめたいというか、気になっていたので、良かったです。安心しました(^^)
でもこの商品、実は出品したのは初めてではなくて、何度か販売しているリピート商品でした。売れたらまた出そうと思って次を仕入れていたので、今度出品する時もちょっとドキドキです。
まあ、ヤフオク側の判断では問題なかったようなので、大丈夫だと思いますが、次回出品時には、何の通報もないことを祈るばかりです。
「違反申告された出品者がすべきこと」まとめ!
それでは最後に、今回の記事の内容をまとめておきます。
●違反申告の通知は設定をしていないと届かないので、通知をONにしておく。
●申告が届いたら、「どの理由で申告されたのか」を確認する。
●申告された理由が分かったら、修正・出品の削除などの措置を取る。
●分からない場合は、ガイドラインを確認する。
●ガイドラインを見ても分からない場合は、ヤフオクの判断を待つ。
以上です!
違反申告されてしまった時の対応について、お困りのあなたのお役に立てて頂ければ嬉しいです。こんな申告にめげず、これからも頑張って出品していきましょう♪
最後までお読み頂き有難うございました!
※新しくなったヤフオク独自配送について、詳細をこちらにまとめましたので、こちらもぜひご覧下さい!
コメント