フリマなどで売れた商品の出荷に励んでいるあなた!
売れた商品の発送をやっていると、宛先の不備や間違いに出くわしませんか?
存在しない住所だったり、番地が抜けていたり郵便番号が違っていたり…。
中には、「ホントにこの住所で届くの!?」と心配になるものもあったりしますよね!
メルカリやヤフオクなら落札者にメッセージを送れば比較的すぐに回答をもらえますが、amazonではなかなか返事がもらえず、予定日までに出荷できなくなってしまうことも多いです。
今回の記事では、私が今までに対処に困った住所不備の実例と、その対処法をご紹介致します。
おかしな宛先に出くわした際の参考にして頂ければ嬉しいです!
住所不備のパターン
まずは住所不備についてですが、不備の内容にはいくつか決まったパターンがあります。
ひとつずつ解説していきたいと思います。
実例その1:番地がない
番地がない宛先って、ホントに多いです。年に4~5回はあるのではないかと。
大抵の原因は、 “番地を入力し忘れた” という単純な理由です。
実感としては、住所の後に長~いマンション名がついたり、宛先が会社の住所だったりするケースが多い気がします。
ですが、まれに番地がなくても届く場合があるんですよね。
私が今まで遭遇した実例では、番地なしでOKの地区が2ヶ所ありました。
番地がなくてもOKなパターン・その1
ひとつ目は京都市内の「○○上ル」という住所。
有名なのでご存知の方も多いかもしれません。ちなみに “上ル” の反対 “下ル” もあります。
例えば、かの有名な晴明神社の住所は、「京都市上京区堀川通一条上ル」と表記されます。
もう一つ、番地が入った住所もあるのですが、届ける際に “上ル” の住所の方が間違いがないようで、宛先でよく見かけます。
ですが、実は正式にはカタカナではなく、ひらがな表記なんだそうです。
あまり見かけないので驚きですね!
番地がなくてもOKなパターン・その2
それからふたつ目が、北海道奈井江町の「○区」で届く住所。
この○区の○には数字が入ります。
3区とか5区とかですね。この後に番地は付きません。
稀にこういったケースもありますが、大抵は単なる入力し忘れですので、早めに先方さんに確認した方が無難です。
実例その2:市区町村+地名なしで番地
その次に多いのが、市区町村名の次に何も地名がなく、いきなり番地が書いてあるパターン。
これは郵便番号で調べても、地名毎に郵便番号が振られていないことがあり、わからないことも多いです。そういった場合は先方さんに正しいのかどうかを確認する必要があります。
こういう宛先を見る度に、画期的に住所の間違いを指摘してくれるシステムがないものかなと思ってしまうのですが、未だに作られていないところを見ると、かなり難しいんでしょうね~。日本の住所って統一性がなくて複雑な付け方なので。
実例その3:郵便番号相違
郵便番号の間違いも割とよくあります。
これには2つほどパターンがあって、ひとつは郵便番号の末尾などを入力ミスしているパターン。
もうひとつが、同じ県内の全く違う地域の番号が入力されているパターンです。
最初の入力間違いの場合は、住所の方が完全に合っていれば、正しい郵便番号を調べて送ってしまえばいいのですが、問題は二番目の方。
一体、郵便番号が合っているのか、住所が合っているのかがこちらでは判断がつかないので、そのままでは出荷することができません。
これも「おそらくこっちが正しいだろうな~」という予測はつけることができますが、勝手にこちらで変更を加えて間違っていると問題なので、やはり先方さんに確認することになります。
このミスの原因としては、「先日引っ越したばかり」というケースが圧倒的に多かったです。
前に住んでたところの郵便番号をついうっかり…ということらしいです。
皆さん近隣で引越しするんだな~と、引っ越し経験が極端に少ない私は不思議に思っています(笑)
そのまま送るのが不安な宛先
次に、住所不備ではないけれども、そのまま送るのをためらってしまうケースについて、ご紹介します。
その1:カタカナ住所
これは地方に多い住所なのですが、町名地名の後、番地の前などに「ウ」などのカタカナが一文字だけ入っていることがあります。
これが入力ミスなのか、こういう住所なのか、迷うんですよね~(^_^;)
こういうカタカナ住所は、大抵地方の小さな村とかなので、「間違ってませんか?」と確認するのもなんだか失礼かなあという気がして、困ってしまいます。
初めてこういう住所に遭遇した時は、まだヤフオクが古い取引ナビの時代だったので、「このままのデータで宛名ラベルを作成しますので、宛先住所をご確認下さい」と言って、住所宛名をコピペして確認してもらっていました。
結果、このカタカナ住所は100%そのままで問題なかったので、それ以降は特に問い合わせをせず、そのまま出しています。
その2:「ロ」?
それから、その1とちょっとかぶりますが、「ロ」が入っている住所。
これがカタカナの「ロ」なのか、漢字の「くち」なのか、はたまた文字化けしている「四角」なのか、パッと見判断できなくて悩みます。
特にamazonの場合、納品書やデータによく文字化けが起こるので、注意が必要です。
画面のデータでは問題ないのに、印刷してみると「ロ」が全部黒塗りの■になっちゃったりということがあったりします。納品書は修正できないのでいつもそのまま送ってるんですが、理由は未だ分からず。
その他にも、amazonは住所に含まれている記号なども、文字化けしてしまって読めないことがあります。テクニカルサポートに連絡して解決することもありますが、大抵はamazon側でもデータが読めず、購入者に確認するハメになります。
それから、アパート名などにローマ数字が入っていると、文字化けすることが多いです。
ローマ数字は機種依存文字なので、取引き連絡では使わないでもらえると有難いです…!
その3:町が連続する
以前送ったことのある宛先で、「○○町○○町1111-1」というように、町が2つ連続して、その後には地名がなくて番地が続く、という住所がありました。
こういう場合、大抵郵便番号からの検索ではひとつ目の○○町までしか表示されないので、その後が合っているかどうか分からないことが多いです。
Googleマップで表示されれば間違っていないので、住所が完全な場合は、とりあえずマップで検索してみるのが一番早い解決方法です。
その4:同じ郵便番号で別の地名
ゆうプリR(郵便局の宛名印字ソフト)に郵便番号を入力して、宛名データを作成しようとしたところ、こんな2つの住所が出てきてしまいました。
- ○○市中区△△
- ○○市南区△△
「○○」と「△△」はそれぞれ一緒です。
あれ、どっちなのかなと思って購入者の住所を確認すると、「○○市△△」。
えー…、中区も南区も入ってないじゃないですか(-_-;)
Googleマップで確認しても、どちらも実在する住所なので正解が分かりません。
もしも購入者さんの書いた通りの「区抜け住所」で送って、返送されてしまうのも面倒だな~と思い、購入者に問い合わせをして正解が判明しました。
割とすぐに返事をもらえて事なきを得たケースでした。
正しい宛先住所の調べ方
さて、ここまでいくつか誤住所の例を挙げてきましたが、こういったケースに遭遇した場合、どうやって正しい住所を調べたら良いのでしょうか?
住所と言えば郵便局!?と思うのですが、現在個人情報の保護については大変ウルサいこともあり、普通に郵便局に電話しても、その住所が正しいかどうか、実在する住所なのかということまでは教えてくれません。
かと言って、警察に聞くわけにもいかないし、一体どこに聞けばよいのでしょうか?
その1:購入者に聞く
ひとつ目の調べ方は、購入者に聞くこと。大変当たり前の話ですみません(笑)
これが一番確実です。
ただ、購入者に聞いても、返信がすぐに来るとは限らない所が問題なんですね~。
特にamazonはホントにメールを見てない人が多い…!
それが金曜日とかだと、出来ればその日のうちに出してしまいたいということで、なんとか自力で確認できないものか…と、いつもムダなあがきをしてしまいます(^_^;)
その2:ググる
購入者に聞くまでもない時、その住所が存在しているのかどうかを確認したい場合は、Google先生に聞くのが一番早いです。
やり方としては、Googleの検索窓に住所をコピペして検索すれば、正しい住所の場合、上画像の赤丸のような状態で一発表示されます。
該当住所がない場合は下に表示されるはずの番地が表示されないので、これはどこか間違っている、という判断をすることができます。
ちなみに、画像の例は、新宿駿河屋の店舗が新しくオープンした住所です。私はまだ行ったことはないのですが、いつか行ってみたいな~と思ってます(^^)
その3:市区町村の役所に聞く
その2のググってもわからない場合ですが、役所に聞くという手があります。
その番地にその人が住んでいるのか?というような質問には答えてもらえませんが、例えば、そういう住所が市区町村内に存在するのか、この表記で郵便が届くのか?といった、大枠での質問には答えてもらえると思います。
今回挙げた例で言えば、北海道奈井江町の○区という住所は、役場の住所などにもこの表記が見られたので、「奈井江町はこの書き方で郵便が届くのですか?」と役場に尋ねることは可能だと思います。
役所のHPなどを調べてみて、公共施設などの住所にも同じような表記がされている場合は、そのまま送っても大丈夫なケースが多いと思いますので、ご参考まで。
宛先住所不備の実例とその対処法・まとめ!
いかがだったでしょうか?
支払ってもらったからには、なるべく早く送りたいのはヤマヤマなのですが、こういった住所の間違いがあると、作業のちっとも捗りませんね。
最短でサクッと調べてさっさと発送作業を終わらせてしまいましょう!
宛先問題は確認に手間も時間もかかるので、入力ミスには本当気をつけて欲しいなと思いつつ、ヤフオクやamazonでもせめて郵便番号での自動入力を導入して頂きたいものです。切実に…!
それでは、最後までお読み頂き有難うございました。
100均せどりママことmanoでした(^^)/
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