古本のクリーニングにどんな道具を使ったら良いか分からない、というあなた!
そんなあなた向けに、古本せどりで使う道具について紹介していくシリーズ、2回目の記事です。
前回は、仕入れに使う唯一のアイテムをご紹介しました。
今回は、仕入れてきた古本をクリーニングするためのお薦めアイテムを、紹介していきます。
普段私が使っているアイテムの実物画像を載せますので、臨場感たっぷりです。笑
それではどうぞ〜♪
目次
クリーニングに必要な道具
次に、商品を仕入れてきた後のクリーニングで使うアイテムをご紹介します。
この項目の道具は、「どうしてもこれじゃなきゃダメ!」という訳ではなく、あなたが気に入ったもので良いです。
私も色々と試しましたが、ここ数年は下記の品々に落ち着いています。
ライターオイル(シールはがし)
シールはがしは、専用のはがし液やスプレータイプのものなど、様々な種類があります。100均でも扱っていますし、品質も使い勝手も千差万別ですが、一押しなのがライターオイル。
上画像のジッポライターの詰め替え用オイルですね。
なぜこれが良いか、という理由を並べてみますと…
- 液が塗りやすい
- 値札がスルッと剥がれる
- 匂いがさほど気にならない
- 1缶が長持ち
- コスパが良い
といった理由で、他の商品よりも軍配が上がりました。
特に気に入っているのが、液を値札に塗りやすいところ。
シールはがし液には専用の小さなハケがついているものがあるのですが、これが私には何とも塗りづらくてですね~。段々とイライラしてきてダメでした。ひと塗りで均等に塗れないんですよね…。
一方、ライターオイルは、8ツ折にしたティッシュに染み込ませて、値札の上をこするだけ。
一度染み込ませれば10冊くらいは連続で塗れますし、私にとってはスプレー式よりもニオイがきつくなく、作業中の不快指数が低い所が良いです。ただし、オイルの臭いの方がイヤという方もいると思いますので、念の為。
値札シールを剥がした後、本全体もこのオイルでクリーニングしてしまいます。黒ずみや茶色っぽくなってる表紙だったら、かなりキレイになります。
マジックでの記名などもよく落ちますよ!(ただし、ビニールコーティングしてある表紙に限ります。)
今の所、Amazonで購入するのが一番安いので、2本入りをまとめ買いしています。
スクレーパー
ライターオイルを染み込ませた値札をペロッと剥がす道具が、スクレーパーです。
元々は全然使っていなくて、今でも爪で剥がしちゃうことも多いのですが、あると便利です。指先も痛みませんし、特にインストアコードの値札を剥がす時に便利です。
金属製のスクレーパーは、本のカバーを裂いてしまったりするので、必ずカーボン製を選んで下さいね。
我が家で最初に買ったせどり教材の特典でもらったスクレーパーが、金属製だったんです。で、ちっとも上手く使いこなせなくて、何冊かダメにしました。プロパー単行本だったのに、もったいない…(涙)
上画像のように、サイズはいくつかあり、私は左側の20mmというサイズが気に入っています。右側のだとヘラが大きすぎて、小さい季節札シールを剥がすには、ちょっとやりづらいのです。
スクレーパーも、Amazonで買いました。
「SK11 カーボンスクレーパー」と検索すると出てきます。今の所、プライム対応で737円。他にどこで売ってるのか分からないんですが、工具を扱っているお店ならあるのかな?と思います。
紙ヤスリ
紙ヤスリは、本体のヤケや汚れ落としに使います。深いシミや汚れはダメですが、手垢くらいならサラッとキレイになります。ビフォアーアフターのあまりの差に驚きますよ!
目が細かい方がキレイになりますが、適度に荒くないといつまでたっても研磨が終わりませんので、住友3Mの426Uというロールタイプを定番で使っています。
こちらは、近所の金物屋さんで購入しました。Amazonでも売ってると思います。ロールタイプは1,000円位で少し値が張りますが、1本あれば1年以上もつしすごく削りやすいので、コスパは悪くないです。
重曹
ライターオイルでも落ちない汚れ落としには、重曹水!
これがですねー、すっごい威力なんですよ!コーヒーの汚れやよくわからないシミなどは、重曹水があれば一発です。
最近は、無印良品の小さなスプレーボトルに入れて使っています。
これもビニールコーティング製の表紙にしか使えませんので、本体についている汚れやコーティングのない表紙はダメですが、ひと拭きで驚くほどキレイになります。
ぜひ、一度試してみて下さい。きっとびっくりしますよ!
我が家は洗濯にも使っているので、まとめ買いをしていますが、今はドラッグストアでもスーパーでも扱っていますよね。もちろん、Amazonでも売っています。
漂白剤
本体のシミをキレイに落とせる!という噂なのが、ハイターなどの漂白剤。
私はやったことありませんが、知り合いのせどらーさんはこの技をよく使うそう。
ブックオフオンラインのコラムにやり方が出てますので、やってみたい方はこちらを参考にしてみて下さい!
木工ボンド
本体がぱっくり割れていたりする時の補修に使います。爪楊枝の先につけて少しずつ塗るので、爪楊枝もセットでご用意下さい。
2~3ページ程度の外れだったら、これもボンドで修繕してしまいます。そんな手間のかかることやらない!というせどらーさんもいるんですが、その程度でわざわざまた探すよりも、直してしまった方が早いと思うのは私だけかな…。
前に30ページぐらいバクっと外れている本を直してみたんですが、さすがにそれは上手く出来ませんでした。補修部分があんまり分厚いと、そこだけ小口が飛び出てしまうんですよね。もうちょっと削れば何とかなるかも!という期待を抱いて、まだ捨てずに取ってあるんですが、さっさと諦めたほうがいいかも(笑)
カッター&カッターマット
本の乱丁でページがはみ出している部分や、表紙カバーがずれている部分をカットするために使います。定規もセットで使いますが、定規はさすがにどのお家にもあるので、省きます(^_^;)
カッターマットはA4サイズですが、この横半分ぐらいのサイズを100円ショップで売っていますので、それで十分用が足ります。大きいサイズの本にはカバーがないので、単行本サイズに間に合えば問題ありません。長方形サイズの方が使いやすくておススメです。
カッターは、ちゃんとしたメーカーのを購入して下さい。100均のカッターって、ちょっと歯がガタつくんですよね。本体がプラスチック製で割れたりするので、安物買いの銭失いでもったいないす。
私は、黄色&黒色の本体がトレードマークの”オルファ”のカッターを愛用しています。しっかりしていて、歯も黒光りしていて美しいので大好き!ビバ国産カッター♪
古本せどりクリーニング道具・まとめ!
いかがだったでしょうか?
通常、古本せどりのクリーニングの説明で、紙ヤスリとか木工用ボンドとかカッターは出てこないんじゃないかと思います。(笑)
私は毎週のように使っているアイテムなので、一応書いておきました。そんな古本せどらーもいるんだなあ~という参考にして頂ければ嬉しいです。
それでは、今回の記事のまとめです。
- クリーニングに必要なアイテム:シールはがし・スクレーパー・紙ヤスリ・重曹・漂白剤・木工ボンド・カッター&マット。
- このうち、必ず揃えるものは、シールはがしと重曹で、他はなくても作業は出来る。
以上です!
それでは、最後までお読み頂き有難うございました!(^^)/
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