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ブックオフ店舗攻略法!小さなサイズの古本で利益が出るのはどの棚?

ブックオフ小型本ジャンル攻略0-1せどり基本講座
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ブックオフ小型本ジャンル攻略0-1

 

ブックオフ初心者せどらーのあなた!

ブックオフで棚を片っ端から調べてみたものの、利益の出る本がぜんぜん見つからず、諦めて帰ってきてしまった…なんてことはありませんか?

 

以前の記事で、ブックオフの攻略には、通える店舗の特徴をつかんでおく必要があるということを解説しました。

古本せどり仕入れのコツ!ブックオフ店舗攻略の最重要ポイントは?
ブックオフせどり初心者のあなた! ブックオフに行っても、棚の多さに圧倒されて、何を仕入れたらよいのかまったくわからないで帰ってきてしまった、などという経験はありませんか? 初心者がブックオフで仕入れをするには、まずはその店舗がどんな店舗なの...

 

今回の記事では、ブックオフに並んでいる棚の中から、小さなサイズの棚をジャンル別に解説します。これを読んだら、どの棚を見れば良いのか、分かるようになりますよー!(^^)/

 

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本のジャンル一覧

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ブックオフに並んでいる棚を、ジャンル別にざっくり分けるとこうなります。

  1. 雑誌
  2. 大型本
  3. 絵本
  4. 単行本
  5. コミック
  6. 児童書
  7. 新書
  8. 文庫

 

前回の記事では、1~3のブックオフの大きな本の棚を見る時のポイントを解説しました。

古本せどり店舗攻略!初心者が仕入れ対象にすべき大型本の棚は!?
初心者せどらーのあなた! ブックオフに仕入れに行ってみたものの、どの棚を見たらよいのか分からなくて、お店をぐるっと一周して帰ってきてしまった…なんてことはありませんか? 以前の記事で、ブックオフを攻略するためには、自分が行ける範囲の店舗の特...

今回は、4~8の小ぶりな本について、説明して行きます!

 

小さなサイズの本とは

ブックオフ小型本ジャンル攻略13-2

 

サイズが小さな本というのは、基本的に定価が低めに設定されることが多いです。

 

特に、コミック、新書、文庫のジャンルは、外国書籍でいう「ペーパバック版」のような役割があり、幅広い層に読んでもらう必要があるため、500円前後の価格に設定されているものが大半です。

 

そして、ブックオフで扱っている商品の中でも一番点数の多い、「単行本」の棚もこちらに含まれます。

よく新聞広告で「〇〇万部突破!」と出ている本は、単行本ジャンルで出版されていることが多いです。まれに新書版のこともありますが、大体は単行本ですね。

 

単行本は、この小さなサイズの本の中でも少し毛色が違って、値段も少し高めでカテゴリも多岐に渡るので、一言で説明するのが難しいジャンルなのですが、ここではざっくり大枠を解説していきますね。

 

(4) 単行本

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以前は「せどりと言えば単C」と言われていたほど、単行本はせどり定番の棚です。

 

“単C”とは何のことかというと、100円に値付けされている単行本のことを指します。

この単C棚を片っ端からバーコードでサーチして、Amazonで利益の出る本を調べていくことを「単C全頭」と言って、昔のブックオフせどりはこの手法で稼いでるせどらーさんが圧倒的多数でした。

 

今はブックオフがネット価格と店頭価格のすり合わせをしているので、価格差が少なくなり、単Cの全頭をやっても、大きな利益の取れる本が少なくなってしまいました。

 

ですが、一つ一つは小さな利益の本でも、自己発送で1日100件以上発送することで、月に何十万という利益を出している、というコツコツ型のせどらーさんもいます。

薄利多売の見本のようなやり方ですが、塵も積もればで意外と侮れません。しかも何ひとつ考えなくても出来ますので(笑)、地道な作業が苦でない方には適した手法と言えます。

 

一方、値付けの高い方の棚は「プロパー単行本」と呼ばれていて、ブックオフの価格がネット価格に揃えられてしまっている今でも、特定のジャンルでは利益の取れる本が見つかります。

ただ、プロパー棚はどうしても利幅が抑えられてしまうので、プロパー棚を狙うのであれば、1ヶ月以内に売れる商品のみ限定して仕入れるか、セールを併用するかの二択になります。

 

▲こんな本が単行本セールで買えたら嬉しいですね♪

 

単行本の棚に含まれるジャンルは幅広く、小説から始まり、ビジネス、子育て、健康などの”自己啓発・雑学系”、医学、語学などの”専門書系”など、A5サイズ程度の大きさのあらゆるジャンルの本が含まれます。

厳密にいうと、単行本というのは必ずしもA5サイズの本を指す訳ではないのですが、棚の構成上、ブックオフではA5サイズの本は単行本の棚に並ぶことになっていますので、あしからず☆

 

(5)  コミック

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コミック本も、単行本と同じく幅の広い棚です。

単行本はA5サイズ一択ですが、コミックはA5サイズ、B5サイズ、A4サイズ、B6サイズ、その他の変形サイズと、沢山のバリエーションがあります。

※コミック本のサイズ展開については、また別の記事で詳しく説明する予定です。

 

「コミックせどり」というと、少年コミックをメインに挙げるせどらーさんが多いと思います。

少年コミックとはどんなものかというと、少年ジャンプ、少年サンデー、マガジン等のコミック雑誌で連載されていた漫画をコミック化した、B6サイズの本のことです。

そして、コミックの巻数を揃えてまとめて販売することを、「コミックせどり」と呼んでいて、セット本せどりのメインジャンルとなっています。

 

なぜこの少年コミックがセット本のメインに上げられるかというと、少年系のコミックはアニメなどのメディア化されることが多いため、国内外で安定した需要が見込まれるからです。

 

例えば、こちらの作品。

1996年に連載が終了してから、かれこれ20年以上経ちますが、未だまったく人気が衰えない、超モンスター級のコミックです。「セールでなくても普通に揃えれば利益が出る」という見本のような神カタログ!の一つですね(^^)

 

それから、最新のアニメ化ネタで、こちらのコミック。

2018年春期アニメの中でも、NHKで放送されている作品です。

講談社の雑誌・モーニングで連載されていたので、少年というよりは青年向けかな?と思いますが、ちょうど良い感じで値上がりしているので、例に挙げますね。

 

この作品、完結したのが3年ほど前の2015年。

長い休載期間を挟んでの完結だったので、連載再開時、そして完結当時はかなり話題になりましたが、去年の夏ごろまでは6,500円くらいの平均価格でした。

 

それが、アニメ化が近づくにつれ、価格がうなぎ登りになり、放映が始まった現在の最低価格は、去年の倍以上の15,500円!

 

Amazonでの売り上げ履歴を調べるサイト、“モノレート”での波形を、最近一年間で見てみたものがこちらになります。

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画像が横長で、グラフの数字が見えづらくて恐縮ですが、売れ行きを示す細かいギザギザが、期間中ずーっと続いているのが分かると思います。

 

そして、一番上のグラフが価格帯の推移なのですが、オレンジ色の線の右の部分が、色が濃くなりながら右肩上がりに上昇しています。赤丸で囲ってあるのがその部分ですが、これがここ数カ月の価格上昇の状況を示しています。

 

完結から3年で1冊250円をキープしているというのは、元々かなり人気のあるタイトルなのですが、それにプラスしてアニメ化ということで、価格が高騰しているワケです。

 

「30冊近くも揃えるなんて面倒くさーい!」と思う方が大半ではないかと思いますが、コミックセットというのはこのように、”やれば利益が出るジャンルである”ということを、頭に入れておいて頂ければと思います。

 

(6) 児童書 

ブックオフ小型本ジャンル攻略11-1

 

児童書は、前回の”大きなサイズの本”の記事で書いた「絵本」と似たような位置づけのジャンルですが、Amazonでの販売方法はコミックと同じです。

つまり、単品よりは、まとめて販売することで利益を得る、というタイプの棚になります。

 

もちろん、単品でも利益の出る本は多数ありますが、セットにした方がより利益率が上がるのでおススメです。

 

例えばこちらの児童書ジャンルの名作、ミヒャエル・エンデ作「はてしない物語」のAmazonカタログを見てみましょう。

 

この本は、単行本と新書サイズの少年文庫版の2つの版が出ています。

それぞれの価格は、現在だとこのようになっています。

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▲左から、単行本単品、少年文庫上巻、少年文庫の下巻の価格です。

 

各カタログの最低価格を見ると、単行本が651円、少年文庫上巻が49円、少年文庫下巻が218円となっていて、108円で仕入れたとしても、利益が寂しい感じですよね。

 

この49円と218円の少年文庫版を、上下巻を揃えて出品するとどうなるか?というと、こちらをご覧ください。じゃん!

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最低価格を比べただけでも、その差が歴然としているのが分かりますよね!

 

このように、単品でリサーチしていただけでは利益の出ない商品でも、巻を揃えることによって利益の出る本が沢山あるのが児童書の特徴です。

 

それから、児童書の棚に置いてあって、一撃で大きな利益の見込めるものが、学習系の漫画セットです。

例えばこちらの歴史まんがセット。

こちらのカタログは、去年になりますが、私も2万円弱で販売したことがあります。

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これは、1巻だけ目の前で他の人に持って行かれてしまったのですが(泣)、残りはすべて108円で揃えられたので、とてもありがたい仕入れでした。

もちろん、これだけの高額販売なので、気合入れてクリーニング&検品しましたよー!!購入くださった方には、ご満足いただけたようで、良い評価も入れて頂けてとても嬉しかったのを覚えています。Amazonの良い評価って、ホントに貴重なので…( ;∀;)

 

(7) 新書

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新書の棚は、セール以外ではどちらかといえば仕入れのしづらいコーナーです。

ただ、時々とても良いものが落ちていることがあるので、見逃せないところもあります。

 

例えば、現在在庫切れになっているこちらのカタログ。上下巻各200円で仕入れました。

これは初めて買ったカタログだったので、売れ行き状況が分からず、とりあえず自己発送にしていたら、意外と早く購入して頂けました。

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こういう掘り出し物もたまにありますので、出版社を絞ってサーチしてみましょう。とりあえず、この平凡社ライブラリーは要チェックです♪

 

(8) 文庫

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さあ、そしてラストの棚が文庫コーナーです。

実はですね、あらゆるブックオフの棚の中で、私がこよなく愛しているのがこの文庫の棚!!!とにかくもう、文庫大好き!!!

 

はっきり言って、世界広しといえど、文庫にこれだけの愛を15年もの間注ぎ続けているせどらーは私しかいない!と断言できます!!(笑)

…とか、大口たたいてみましたが、どこかに私よりも文庫好きでもっと稼いでいる方がいらっしゃるかもしれませんので、一応控えめに日本で3番目くらいで…(;’∀’)

 

前回・今回の記事と、2つに分けて各棚の稼ぐためのポイントを解説してきましたが、何を隠そう、私がブックオフに入ってまずチェックするのがこの文庫の棚!です。

(いやでも、ブックオフに入ってまず文庫の棚見るなんて、現役古本せどらーとしては、大変レアなケースだと思うので、この文庫の項に限っては話半分でお聞き頂けると…(;’∀’)マイナーせどらーなもので、すみません~(^^; )

 

とはいえ、そんな私がAmazonでもヤフオクでも、文庫棚から仕入れた商品を主力商品として販売し続けているというのは、ウソ偽りのない事実。

 

文庫の何がそんなにいいかって、

  1. 小さい
  2. サイズが全部一緒
  3. デザインが揃っていて覚えやすい

と、本せどりのマイナス点をすべてカバーするこの優秀さ!

…え、ホントか?(;’∀’)という厳しいツッコミはなしにして頂いて、私にとっては、あらゆるジャンルの本の中で一番扱いやすいのが文庫なのです。

 

例えば、こちらのカタログ。

はっきり言って、どこのブックオフにも必ず何冊かは置いてあります。この本。

なんといっても日本小説界の大御所・北方謙三氏の、しかも三国志というビッグタイトルの全巻セットですから、売れてないハズがありません。

 

そんなどこにでもある本を、全巻セットにした場合のAmazon中古最低価格はというと、現在のところ、2,449円。

 

もし全巻を108円で仕入れた場合、販売価格が2,450円だと、Amazonへ支払う手数料が850円なので、仕入れ額をギリギリ回収出来る位の利益しか出ませんね(;’∀’)

 

ですが、私が今年の3月に販売したのはこちらの価格。

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最低価格のほぼ倍額です。いかがでしょうか?

この金額なら、全巻108円で仕入れたとしても、充分利益が出ますよね(^^♪

 

とまあ、こんな具合に、一見仕入れ対象にならないような商品も、工夫して販売することで利益を出している、という訳なのです。

 

文庫に関しては、単品で利益の出る本から、誰でも集められるセットまで、ホントに沢山いろいろ語りたいことがあるのですが、今回はおとなしく(笑)この辺にしたいと思います。

今後、徐々に記事をUPしていきますので、更新を楽しみにして頂けたら嬉しいです(*^^*)

 

どの棚からチェックすべきか?

 

さて、小さな本の棚について、それぞれ説明をしてきましたが、では実際に仕入れをするとして、どの棚から見て行けばよいのでしょうか?

 

大きい棚の場合は、資金によって見るべき棚が変わりましたが、小さな本の場合は、単品を扱うか、セットを扱うかで見る棚が異なります。

 

単品を扱う場合

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これはもう、単行本一択ですね!

はっきり言って、見るべき棚は単行本しかありません。

 

一部、コミックの特装版や、毛色の変わった新書、厚手の文庫など、単品で利益の取れる本が置いてある棚もありますが、基本的には単行本だけで良いと思います。

 

ただし、単行本単品を扱う場合は、低価格で回転の良い本または高価格で回転の良い本のいずれかを選ぶことになります。

低価格で回転の良い本は自己発送。高価格で回転の良い本はFBAと分けて出品しても良いと思います。

 

いずれにしても、単品をぐるぐる回すような形のせどりになるので、忙しいのは覚悟で取り組んでくださいね。

 

セット品を扱う場合

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セット本に取り組む場合、おススメはコミックの文庫版の棚です。

棚数が極端に少ない店舗もまれにありますが、少ないが故にカタログを覚えやすく、セット品を始めるにはうってつけの棚です。

 

通常コミックの2.5冊分くらいの分量を詰め込んで1冊としているのが、このコミック文庫。

そして、一定数人気のあった作品しか文庫化されないことから、売れない心配も少なくてすむのが特徴です。

 

5冊以下のセットなど、冊数が少なくても利益の出るセットも沢山ありますので、まずは文庫セットから、セット品販売の流れを一通り経験してみてはいかがでしょうか?

 

ブックオフで初心者が狙うべき小さな本の棚・まとめ!

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ブックオフの棚の中で、小さな本が並んでいる棚について、ざっと解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

それでは最後に、今回の記事から、ブックオフの小さな本の棚の特徴をまとめてみます。

  • ブックオフに並んでいる棚は、大きく分けて8種類。
  • その中で、小さなサイズの本は4種類。
  • 単行本…「せどりと言えば単C」と言われていた、せどりの鉄板コーナー。現在でも、高回転のものをぐるぐる回すせどりで安定した利益を見込める棚。
  • コミック…全巻揃えてまとめて売る「セット売り」で大きく稼げるジャンル。メディア化とともに高騰するカタログが多数あり。
  • 児童書…コミック同様、まとめ売りで利益の得られる棚。マイナーなジャンルではあるものの、一発で大きな利益の見込める商品も!
  • 新書…基本的にはセール狙いのみ。マイナーな出版社の本は、定価超えで販売できる場合も。
  • 文庫…どこの店舗でも100均の棚にあるのに、揃えて売ることで利益を出せる、非常に使い勝手の良い棚。単品でも利益の出る本も。
  • 単品仕入れの場合は、単行本コーナーがおススメ。価格が高額・低額ともに、回転重視でぐるぐる回す。
  • セット本仕入れの場合は、文庫コミックコーナーがおススメ。売れる本の集大成と言っても過言でないコーナーなので、セット本せどりを学ぶには格好の棚。

以上になります!

 

なんとなくブックオフの棚の特徴が分かってきた気がする…と思っていただけたら、とても嬉しいです(^^)

最後までお読みいただきありがとうございました!

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